いつも少し死んでいる

私の話なんて読まずに食べてください。

100万回のありがとう~最推しを好きになって10年が経った話~

三津谷亮くんのことを応援し始めて10年が経ちました。

10年前の1月16日にミュージカル『忍たま乱太郎』を観劇してから今日まで三津谷くんに魅了され続けてきました。普段推しについての長文ポエムを発表したりしないのですが、10周年くらい惚気てもいいですよね?たまにはいいよね?茶の間のくせして自分語りポエムを書いているので、同担他担関係なく強火の方はなるべく薄目で見てください。

 

10年前私は中学2年生でした。親にお願いして観に行ったミュージカル『忍たま乱太郎』、Gロッソのあのステージ中央扉から出てきた仙蔵を見て時が止まりました。そこには本物の立花仙蔵がいました。六年い組やぎ座のAB型、作法委員会委員長でサラサラストレートヘアランキング1位の、あの、立花仙蔵先輩が、いました。当時はまだマナーがあまり整っておらず、六年生が登場した瞬間客席の悲鳴が凄かったんです。それなのに、あの瞬間、私の中で雑音が消えました。アニメやドラマなどで登場人物が一目惚れなどした時に、周りの雑音が消える演出がありますが、本当にあれの通りになりました。もう完全に落ちました。

そこから毎日ブログを読むのが日課になりました。D-BOYSの弟分的ユニット”D2”に所属していた三津谷くん。忍ミュに出ていなかったメンバーのことも一瞬で覚えました。駆け出しのユニットを応援する楽しさを知り、新しいお仕事が決まるたびに自分のことのように喜びました。『D2 LIVE-始業式-』で初接触をして、緊張して気の利いた一言も言えなかった。その後三津谷くんはまさかのボーイズラブ映画への出演が決まったり、テニミュの6代目不二役を勝ち取ったり脅威のスピードで知名度を上げていきました。今思うとほんと勢いが凄かった…。

 

その後、私は無事志望校に合格しました。しかし入部した部活動はアルバイト禁止、休みは月に1、2回あれば良いような環境でした。辞めようと何度も思ったけど、自分にとって大事な居場所だったから辞めなかった。でもそうなると現場には行けない。推し歴だけは長くなるのに参戦した現場の数が比例しない。当然のように茶の間をして、たまに行った現場でも手紙で「ほとんど会いに行けずにごめんなさい。」と謝るのが本当につらかった。6代目の公演より7代目の公演の方がちゃんと行っていた。Twitterで他担に「行けないんじゃなくて行かないんでしょ(笑)」と言われて物凄く悔しかった。マジで一生忘れない。

それでも、「ここぞ!」という現場は部活をサボって行きました。「D2全員で舞台をやりたい!」という夢がDステ12th『TRUMP』で叶い、本当に嬉しかったです。まさか今でもソフィとして生き続けることになるなんて、この頃は思ってもみませんでしたが…。あれから何年も経って、三津谷くんを取り巻く環境は大きく変わってしまいました。唯一無二の相棒(旦那)(雑誌で結婚式を挙げた時はさすがに頭を抱えました)だった賢貴さんも、上鶴くんも、陽ちゃんもみんなほとんど辞めてしまった。D2はD-BOYSに吸収されてしまい、「D2の三津谷亮です!」と自己紹介することもなくなった。D2の亡霊である私にとって『マリーゴールド』での星の轍演出は最早拷問としか思えなかったよ、ねえ、末満さん…。観劇オタク史上最も泣いた瞬間だと思う。

 

つらつら書いたけど、進学して自由に使える時間とお金が増えた後も、別に全通したり毎回プレを貢いだりしている訳ではないので、偉そうなことを言えるオタクではないです。ちゃっかり2推しもいるし。多分、まだ認知もされてないです。お手紙はその都度出しているので存在くらいは知られていると思うけど。認知目的で応援していないので、そこで特別病んだりはしないけど「ちゃんとここにいるよ~!」っていうのは知っていてほしいな。って、先日同担と話しました。

2推しもばっちりいて、なんなら2推しの現場に優先して通ったり、最近はジャニーズにまで手を出した私がそれでも何故三津谷くんを降りないのか。なんでだろう…ぶっちゃけ私もよく分からない。だって10年ですよ。私を構成するものの中にずっと三津谷くんはいるから、三津谷くんのいない生活は考えられない。降りる降りないとかいう次元じゃない。水とか空気と一緒で絶対にあるものみたいな…。近年はこんなスタンスのせいで「私って本当に三津谷くんのこと好きなの…?全然メロってないじゃん」って考えてしまうんですけど、先日『文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞(ワルツ)』を観て「うわ、めっちゃ好きぃ~~~~!!!!!!!;;;;;」って久々にめちゃくちゃ沸きました。

私生活が上手くいっておらず、「もう泣いちゃおうかな!?」というメンタルの中観劇したのですが、三津谷くんを一目見ただけで元気が出ました。朔ちゃん本当に可愛かったです。帰り道、足取りが凄く軽くなっていて、気張ってガチガチだった肩も楽になっていて驚きました。夜空を見たらいつもより星がキラキラして見えて、最推しの威力を実感しました。推しがいれば何気ない日常も輝いて見えるんだ…この感覚しばらく忘れてた。

近年、「The 演劇!」というような作品に出る機会が多いけど、やっぱり定期的に2.5も出てほしいな~と思いました。『滅びの国』のようなメンタルボッコボコにされる舞台も好きだけど、キラキラした2.5次元も観たい。ちなみに『滅びの国』は複数回観劇予定だったのに、あまりにも引き込まれすぎて体調を崩したので1回でリタイアしました。『學蘭歌劇 帝一の國』も『パタリロ!』も最高だったのでもっと2.5出て…どっちも小林顕作さん演出じゃん…。『TRUMP』シリーズはもうライフワークなので何も言うことはないです。早くソフィを殺してあげて…。

あと、まさか私がジャニオタになったタイミングでA.B.C-Zの五関晃一さんと共演して仲良くなるなんて思ってもみませんでした。なんで郁人くん達に嫉妬させてるんですか…。五関さん、いつもお世話になっております。「あの子勝手にしゃべって勝手に盛り上がってくれる」と、既に取扱説明書を持っていることに笑いました。えびに高級メロンとか送りたい。あ、こたつで食べる用のミカンのがいいですかね?

 

過去に演じた役・キャラクターをずっと大切にして、ちゃんと話題に出してくれる三津谷くん。日頃から「手と手を繋いで一緒に歩んでいけたら嬉しいです☆」といった言葉をSNS上で発信してくれる三津谷くん。長年応援していると「距離が遠くなった」、「本当に感謝してくれているのかな」と不安になることもある界隈ですが、こうして何度も口に出してくれることで、独りよがりではないんだといつも安心します。

今超~~~忙しいと思うので、エゴサなんてしていないと思うけど。ちゃんとファンはあなたのことを見ているし分かっているので、そんなに不安にならないでくださいね。あんまり深夜に病みツイートしてツイ消ししたりしないでね。みんな三津谷くんのこと大好きなのでそれは忘れないで!

多感で繊細でまさしく繭期だった私を救ったのは間違いなく三津谷くんです。「100万回言ったってとても足りないくらいだよ、『ありがとう』って君に」ってあの歌詞の通りです。この先もずっと、沢山の景色を一緒に見ていきたいです。これからもよろしくお願いします!