いつも少し死んでいる

私の話なんて読まずに食べてください。

『アナザー・カントリー』メモ

 記念すべき自担の初主演舞台『アナザー・カントリー』の全公演が無事に終わりました!お疲れ様!!!!何事もなく大千秋楽を迎えられて私も嬉しいです。

東京公演を複数回観劇して色々考えたのですが、あまりにも難産ではてな出すのを諦めていました。しかし思い出フィルターがかかっていくのは嫌だな…と急に焦ったのでこの記事を書いています。

 連番してくれた観劇オタク時代からの友人や、「観劇が得意な腐女子に観てほしい」と言ったら即日現地に来てくれた身内の考察はてなが秀逸すぎて、もはや出る幕がないと思っているので皆さん是非そちらも読んでください。

 

『アナザー・カントリー』(Another Country)は、1981年初演のジュリアン・ミッチェルの舞台劇およびそれを原作とする1984年のイギリスのドラマ映画。1930年代のイングランドの全寮制のパブリックスクールを舞台に、同性愛や共産主義に傾倒していくエリート学生たちを描いている。主人公ガイ・ベネットは、実在のスパイ「ケンブリッジ・ファイヴ」のメンバーの1人だったガイ・バージェスをモデルにしている。

(Wikipedia『アナザー・カントリー』より引用)

 主演が決まってすぐ作品概要を読み、「これは好きなやつだ!得意分野だ!」と非常に興奮したんですけど、実際に観てみたらまあ~~~~~~~~~~難しかった!びっくりした!当時の時代背景や共産主義新約聖書や愛国歌の意味をもっと事前に知っていればより楽しめたのかなって思います。自分の引き出しの無さを恨みました。

 無い脳みそを振り絞って思考した欠片だけ残しておきます。直接的な表現は極力避けますが、書き手が腐女子である為どうしてもそういう視点が入ると思います。すみません。ご注意ください。

 

登場人物について

ベネットとジャッドについては後程詳しく書くのでそのほかの人物から。

・ファウラー、自分のことをシベリアンハスキーだと思っているチワワみたいで可愛い。咲月王子、声変えたようですね?(お顔は以前から好きでしたが詳しくは追っていませんでした) まさしく過渡期の少年のような声だったので驚き。キツい顔立ちの方が好きなので本当に良い。鞭打ちシーン1回くらい見たかった。映画版(3回目の観劇前に観ました!)でファウラーが鞭打ちを見ている時の表情が凄く秀逸でした。マジで咲月王子でも見たかった…無念。

 

・バークレイ。優秀なのに意外と繊細な寮長。寮生の自殺によりかなり追い詰められているけど、ファウラーの「あんたはこの寮の恥だ!」という言葉で追い打ちかけられてそうで心配になりました。だけどサークラ被害者で「エ~ッ!?」とひっくり返りそうだった。あと顔の造形が良い。ドーベルマンみたい。友人より先に観劇していたのですが、「私は誰が好きそう?」と聞かれ「多分バークレイ」と伝えたらドンピシャだったようです。何年友達やってると思ってるのよ。バークレイ役の岡田くんの目のお芝居がとっても良かったです!またどこかの2.5次元で再会しよう!(誰)

 

・デラヘイ。サークラ被害者パート2。私は体育会系の偉い奴は大体裏でセコいことをしていると思っている陰キャなので、デラヘイが同じクラスにいたら関わりたくないなって思いました。自分もヤったくせにバークレイのことだけ「なんて奴だ!」とサンダーソンに愚痴を漏らす辺り本当にセコい。足の爪がブーツの中で引っ掛かる=身の回りのことにもガサツだと思うので、誰と事に及んでいる時もガサツなんだろうな…と推測。でも「感謝が足りないな」みたいなことをジャッドさんに言うので、実は一番トゥエンティ・トゥーの中で幸せな家庭で育ってそう。セコい。

 

・デヴェニッシュ。ジャッドと対照的で自分で考えないという点でイライラしました。現代でもクラスに1人くらいはこういう子いるんじゃないでしょうか。公式HPではサンダーソンに「自分の意見を持っていない」と書かれていましたが、デヴェニッシュもこの性質があると思います。

ベネットを見ていると「自由そうに見えて不自由だし一番生きにくそうだな」と思ったんですけど、デヴェニッシュはその逆で、「親族の確執の板挟みで一見不自由そうなのに、自分で思考・行動しない分ある意味自由だな」と思いました。鳥籠の鳥というか。そこが全てで正解だと思っていれば幸せなんでしょうね。回数を重ねる度にデラヘイとは別の意味で嫌になっていった不思議な人物でした。そりゃあファウラーにもいじめられるわ。

 

・サンダーソン。とても良い、すごく良い。決して物語の本質にかかわる重要人物とは言い難い立ち位置で、爪痕を残すのに難航するはずなのに良い。あのテンポ感は誰にでも出来るものじゃないと思います。めっちゃ良い。自分の意見を持っていないけどなんとなくずっと上手いことやってそう感が凄い。デヴェニッシュとの違いは何だ?あとさりげなくご実家がちゃんとしてそうなのが推せる。普通にそこそこ良い階級で幸せになってほしい。

 

カニンガム氏。作中登場する唯一の大人。きっと大人になってしまった私達から見たら、カニンガムの立場が一番近いのではないでしょうか。どうだろう、そうでなくても一番"同志"の匂いがする…絶対変態だこの人。あとはおかやまさんと近藤くんの親戚感やばい、絶対血縁者。多分デヴェニッシュはお母さん似なんだろうな…と思いました。

 

・ゼウスの寵愛を受けたような美少年ことウォートン。可愛い。回を増すごとにちまちましたお芝居が良くなっていったのか、それとも初めから細部まで拘っていたのか、ちゃんと見ていなかったので不明ですが器用さを感じられて非常に良かったです。東京楽の座席の位置的にゆっくりとウォートンを見ることができたのですが、メンジースとジャッドさんの図書館での修羅場中に(お茶会の準備したいんだけど~…修羅場だ…どうしよう…)とアワアワしていてイトシラブでした。映画版のウォートンよりずっと賢く見えましたが、あれは山時くん本人の性質がにじみ出た結果でもあるのかな。舞台版は先輩のいないところで上手くサボったりしている要領の良いタイプのウォートンでした。

 

・メンジース、良い。当たり前に良い。サークラ被害者パート3。序盤では次期寮長として穏便に事を進めたい中間管理職だったけど、テニス部部長や死にたがりの文豪であった彼を知っている為「この人が演じているのに絶対このままで留まるわけない!!!」と疑っていました。案の定終盤のアレなのでマスクの下でニヤッニヤしてしまいました。

「学校は狂った場所なので上に立つならば周りに振り回されるより、自分の野望最優先で狂ってしまえた方が楽ではあると思う。ある意味一番人間臭い人物かも。誰だってああいうことはある。」って最初の方は思っていたんですけど、一番政治家に向いているという点を踏まえてみるとなんだか底知れぬサイコパスさがある気がして怖くなりました。きっとデヴェニッシュのことも「扱いやすい奴が下についてくれてラッキー!」くらいにしか思ってないんだろうな。怖すぎ。モラジース。

役者が本業ではないわだがちゃに対して「しっかりと演じねば」みたいな力みをどうしても感じる瞬間がある中で、良い意味でその日のコンディションで芝居が自然と変わっていく辺りがさすが本業の人だと思いました。観た中で一番すごかったのが7/2ソワレ。何故かいつもよりイライラしていてウォートンが素で怯えているように見えた。ラストの張り付いた笑顔、機械的な声もゾっとした。不気味だった。

 

ベネットについて

「ベネットの絶対に風紀を乱してる感やばい」という感想に同意するばかりでした。けしからん。友人にいたら楽しそうではあるけど不安定さが垣間見える人物でもあったと思います。

先程ちらっと書きましたが、ベネットに関して「自由そうに見えて不自由」、「この中で一番生きにくそうだな」と感じました。和田くん本人は明るくて楽しい奴と思って彼を演じているようですが、どうしても心の闇を感じた人物でもありました。どうなんでしょうかこれ、私が「こういうキャラは絶対に根の深い闇を抱えている!」と思っているからなのかな…いち腐女子の性だったら本当にすみません。しかし行動の根本にあるのはいつだって「1人は寂しい、誰かとじゃないと」という依存心なので、同性愛者であること以上にパーソナリティ上の欠陥があるように私は感じました。

映画版だとベネットが再婚式の前に母親から「あなたは大丈夫(ノーマル)よね?」となんとなく聞かれるシーンがありました。母を愛していているのにそれでも完全には分かち合えぬ壁があり、ベネットの心を保っていた薄いガラスにピシッと亀裂が入ったような感覚で、見てるこっちがつらかったです。ベネットの母もまた息子を(恐らく)愛していますが、夫を亡くし息子の帰りを一人で待つのではなく、すぐに新しく恋人をつくっている辺り何だかな…この時代ってそういうもんなのかな…。舞台冒頭の「最中に突っ込んだまま父が心臓発作で死んだ」という話は嘘だったと言っていましたが、映画を観てからどこまでが嘘か分からなくなりました。「保護と距離を求めてここに入れられた」的なことを話していた気がするし…。

パブリックスクールの寮生、親は再婚して暢気に長旅はこの手の作品あるあるですし、全てのメンヘラは家庭環境に原因があるとされているのもよくある話。しかし母から無償の愛を十二分に受けていたらもうちょっと違ったんじゃないかなと思います。「全て母の愛のせいにするな」と全国のお母さんから大ブーイングを受けそう。ごめんなさい。

このような背景もあるのかないのか、ベネットだけ異様に幼さというか不安定さが目立ちました。バークレイはトリガーがあってそれに対する自己処理能力の未熟さという点での不安定でしたが、ベネットは漠然とずっと不安定というか…。思春期で精神が不安定なだけなのかも?とも考えましたが、どこか闇を感じてしまいそういう部分が彼の魅力なのかな~と思いました。

 

ジャッドについて

ジャッドさんは知れば知るほど好きになってしまうオタク殺しパーソンだった。あんなん好きになっちゃうだろ~!!!!大河ちゃんの「ちぎってはくらえ共演者!」みたいなキャストに食らいついている姿勢が凄く良かった。声も聞き取りやすい。大河ちゃんを選んだの反則だよなと惚れ惚れしてしまいますね。

そんなジャッドさんはベネットと対照的に温かい家庭で育っているような気がしてなりません。優しくて美しい母と口数が少ない理系の父(実はめっちゃくちゃ愛妻家)、天真爛漫な妹がいそう。理屈っぽいので皮肉を言うところはお父さんに似たのかな…とも思ったのですが、ウォートンへの言葉の数々や友人を想える点を見ると思いやりのある家庭で育った精神の安定した息子のようでした。

新約聖書と愛国歌の訳を見てからアナカン3回目以降を見たら、一番アナザー・カントリーに近いのはジャッドさんだと思いました。(集中力切れて上手く言語化できなくなってきたので、ここはまた改めて書き直します。)

 

ベネットの法則について

「みんなやがて俺に堕ちる、ベネットの法則。種を植え付ける、それがやがてゆっくりと芽を出す」という言葉。(かなり直接的な表現をするな…)と思ったのですが、友人にこの話を振ってみたところ「みんなベネットの誘惑に陥落するけど誰一人として本当に愛してくれなかったから、芽を出しても花になることなく枯れたなって思った」と言われて心から凹みました。本当にそうだ…種植え付けても実らないと意味ないよね…悲しい…。サークラ被害者達にとって同性との行為はつまらない箱庭の中での単なる刺激でしかなくて、卒業してしまえば「一瞬の気の迷いだった」と忘れてしまうものだけど、ベネットにとってはそうじゃないんだよねー…。加えてメンジースなんて特に「2人でやることの良さ」を植え付けたくせに、一瞬の気の迷いであり「もうそういうことから卒業しなきゃいけない」とか言うし本当に酷い。ベネットもどこか寂しいんだろうな。

 

友情に関して

・まずはメンジースとジャッド。お茶会のシーンでメンジースは「彼(ジャッド)は放っておくと1日16時間も勉強しているんです。だから彼の為に僕らは注意するんです」とカニンガムに紹介する辺り、彼らに友情は成立していないなと思いました。

その恩着せがましさは「相手の為と思ってやっている時、決まってそれは自分の為なんだ」というカニンガムの言葉の通りです。からの「俺はお前に、俺の下で監督生になってほしいんだよ」発言なのでとんでもないモラハラ野郎だと思いました。マルクス資本論を読むジャッドに「本当はそれも疑っているんだろ?」みたいなことを言っていましたが、あれも自分の下に大人しく納まってほしいが為の誘導な気がしてきて嫌な気持ちになっています。「お前、ずっと孤独を感じているんじゃないか?」とかもう「うるせー!俺は俺だ!」以外の何物でもない…。ジャッドさん的には「監督生になる前のお前のがずっと好きだった」、「俺はお前が嫌いじゃない、お前も俺が嫌いじゃない」とメンジースを認めていますが、友達ではないんですね。そりゃあそうだろうよ。私も嫌だよ周りにこういう奴がいたら。

 

・ベネットとジャッドについて。閉鎖空間で生まれた友情が眩しかったです。冒頭でジャッドさんが「お前も誰かに振られるんだな、俺以外に」と返すシーンがあるので、少なくとも1回は何かの拍子にベネットから誘惑された経験があるのだと思います。この時ジャッドさんは女の子が好きだからという理由以上に「肉体関係を持ってしまったら友人には戻れない」と分かっていたから振ったのでは?と推測しています。また、ベネットはご機嫌にベラベラと恋バナを話す辺り、日頃から自分とヤった男の話もしていると思うので、そういう点でもジャッドはメンジースのことを軽蔑していそう。「本当に愛しているわけでもないくせに」みたいな。「決して家で保護する気もないくせに野良猫に餌だけやりやがって」みたいな嫌悪を抱いてそう。ジャッドは偽善者と軽蔑しているメンジース達と同類にはなりたくなかったんじゃないかと思ってます。腐女子目線でもそうでない目線でも。

じゃあなんでこの2人がマブダチなのかと身内と考えた結果、シンプルですが「自分にないものを持っているから」で落ち着きました。真逆だけど信念や物事に対する姿勢が尊敬できるからお互いを認め合ってるのかも。私にもそういう友人がいます。「推しジャンルは絶対被らないけど推しを愛する姿勢やオタクをするにあたってのスタンスに共感できるから仲が良い」的な…ちょっと違うか。

ラストの「同性愛者がなんて呼ばれるか知ってるか?」~というくだりの後、ジャッドさんが「闘え!お前のことをそんな風に言う奴がいたらそいつを殴れ!」って言うシーン。最初の頃私は「そいつを殴る!」だと勘違いしていて(正しくは「そいつを殴れ!」でした)、「相手の為と思ってやることは自分の為なんだよね!?」と勝手にモヤモヤしてた。ごめんよ。でも、「してあげる」という恩着せがましさはなくとも、距離を詰めてベネットの隣に黙って座るジャッドさんに彼なりの愛情を感じました。ベネットに必要なのはこのように自分を認め信頼してくれる親友からのだったのでは…肉体的なそれではなく友人からの友愛だったのでは…。

 

気になった演出について

・お茶会シーンで寮生が無機質に歩いているやつ。意図は恐らく違いますが『少女革命ウテナ』のOPを思い出しました。

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ウテナとアンシーの方ではなく、その後ろのモブ達が。あれも全寮制の学園モノなので。サンドイッチ食べたベネットとかもなんとなく幾原邦彦監督っぽさがあったかも…?とにかく、自由を知っている大人のカニンガム氏と、規律に縛られ箱庭に入れられている子どもという対比を感じました。ベネットならもっとタラタラ歩くだろうに、みんなが同じようにツカツカと無機質に歩いているのであれは個人や個性を表すものではなく、"窮屈で指示に従わねばならない子ども"の表象かなー、と。

 

・砂嵐音について。終盤のベネットが出てくる辺りで急に流れるので、「なんとか均衡を保っていた日々の雲行きが怪しくなっていく」みたいなベネットの学園生活が傾き始めるフラグとしてのノイズ音かな?って考えていました。でも結局しっくりくるものが見つけられず…。最初はビデオテープとかでよくある砂嵐で、『黒執事』でいうところのシネマティックレコードみたいに人生の最期が砂嵐になってるあれ的なやつ(雑)かな~と思ったのですが、(この時代ビデオテープってあるか…?)とある日気づいて、ラジオの砂嵐かなと改めました。ベネット自身がこの学園のノイズみたいな存在ですが、恐らくベネットの今後の人生が狂っていくという意味での砂嵐かなっていうのが私の考えです。そうでないと最初からベネットが出てくる度にノイズだらけになるはずなので。

 

・ラストの夕暮れ。あれ映画ではあんなに明るい日の下でやっているんですね!?しかもなかなかサラっとしていて驚きました。映画の最後があれだとすると、舞台ではやはりベネットとジャッドの友情にスポットを当てたかったのかなーと思わずにはいられないです。ただ、映画と違ってプロローグとエピローグがない分、ああいう演出になったのかなとも思いますが…。(個人的にはプロローグとエピローグがあったら分かりやすかった!)

これは蓮音ちゃんの『黄昏』でもそうだったけど、黄昏=夕暮れ時の薄暗い時間=1日の終わり=死んでいくことの表象 。 決意新たに復讐を誓うという点では明け方、黎明でも良いかもしれないけど、それをあえて夕暮れにしているということは、祖国を裏切りソ連のスパイになることを示唆しているのかなって思いました。闇に潜むという点で。ベネットから見たアナザーカントリーとしては"黎明"なのかもしれないけど、我々からしたらね…。

 

最後に

 アナカンを観てみて、『メサイア・プロジェクト』(特に紫微ノ章っぽかった!)の三栖さんと周ちゃんを思い出しました。身内からは『下妻物語』の桃子とイチゴと言われ「確かに~!」と感動しました。下妻でのアナザーカントリーは東京、みすあまにとっては究極の平等が叶った世界…ならば、アナカンでのアナザーカントリーとは共産主義社会=ソ連。あとはわだがちゃ自身で例えるなら、デビューした世界がアナザーカントリーなのかも…?

その後を知っている私達は「そこ(ソ連)が本当にアナザーカントリーなのか!?」と疑ってしまいます。しかし、それこそがこの作品が伝えたかったことで、「人から見た正しい・正しくないではなく、自分が好しとした道を突き進め!」みたいなスズカツ氏からわだがちゃへ向けたメッセージが込められている気がしました。勿論他のキャストの皆さんへ向けても。

 

 自担の初主演舞台、色んなことを考えて久しぶりに脳みそを使えた気がします。同じ舞台に何度も足を運ぶのも、「また明日ね~!」と言ってフォロワーと別れるのも、全てが懐かしくて私が一番尖っていた観劇オタク時代を思い出しました。マジ楽しかった。

世界観も自担の役柄もキャスティングも、友人達から笑われたほど私好みすぎてどうしようかと思いました。共同幻想ユートピアかよ。この経験をきっかけに和田くんが更にお芝居のことを好きになってくれたら私はとても嬉しいです。まだまだ伸びるぞ~~~~!!!!私のあちらでの推しくんともいつか共演してね。

 

既に8000字超えましたが全然まとまっていないので、あとなんか思い出したらその都度追記したいです。