いつも少し死んでいる

私の話なんて読まずに食べてください。

春夏秋冬 君と駆け抜ける

「前回はセトリごとに感想を書いたから、今回はメンバーごとに思ったことでも書こうかな♪」なんて思ったのが間違いでした。書いても書いても終わらない上に話がそれまくっている。克樹ばりに脳みそ回りすぎて口から情報出ちゃってる感。もはやスプパラ東京の感想と呼べるものではないので、なんか、暇つぶし程度に読んでください。いつもの5倍読みにくいです。

あ、あと今回平地オルスタ整番入場で始まる前はビクビクしていましたが、中に入ってしまえば単番でも友達と合流は可能だったので楽しかったです!約10年ぶりのオルスタに日和ってガチスニーカーで参戦しました。身長160センチ以下なので次は絶対に厚底で行こうと思います。

 

蓮音ちゃん

まさかのキャスター付き椅子で登場!滝沢歌舞伎中の怪我でスプパラ出られるのか心配だったけど、直前のブログや島動画での様子からどうにかして出るんだろうな~とは思っていたら!初日ド頭に蓮音ちゃんが出てきた時のVIP達の「(喜)&(涙)」みたいな歓声が印象的でした。

昔『うたばん』だか『HEY!HEY!HEY!』だかで足腰の調子が悪く椅子に座ってパフォーマンスをしていたアイドル*1がいた気がするんですけど、それを思い出しました。恐らく48や坂だとアンダーの子が代打で出たりすると思うので、なんだか久しぶりにああいう光景を見た気がする。たとえば大勢のJr.が出る舞台は代打が必要だけど、4人の4人による4人の為のライブにおいて蓮音ちゃんって唯一無二で替えなんていないし(勿論わだこだたつも!)、なにより本人が物凄い強い意志で「何としても出ますから!」って言ったんだろうな…。

で、椅子に座っているのに全然普通に踊っててさすがでした。以前ダンスレッスン中に座って基礎練をしたことがあるんですけど、いつもはアイソレで比較的胸が動きやすいのに座ると全く動かなくて衝撃でした。素人の私と比べるべきではないですが、かなり動きが制限される中で普段と変わらないくらいバキバキに踊ってて凄かった~~~~見習いたいところばかりです。とにかく椅子の扱い方が鮮やかすぎて昔の明光義塾のCMみたいでした(伝わる?)。他3人も楽しそうに椅子をひいてたりしましたが、あの光景になんかやたら既視感があるのはなぜ…?

あとは『Crazy about you』から『CANDY』のギャップがたまらん。何度も言いますが蓮音ちゃんは私の中でギャップ萌えの権化。可愛いかと思えば脱いだらバキバキ、ホワホワしてるかと思えば踊ればキレがあり、高所恐怖症でも羽根が生えてるかのように飛ぶ、鬼ポジティブかと思いきやイヤイヤと駄々を捏ねふてくされる…可愛いね。ずっとそのままでいてほしい。あと今回色んなところで「生で見る蓮音ちゃんは5億倍可愛い」みたいなツイートをよく見かけたので嬉しかったです。でしょ?蓮音ちゃん見てるとうちのきゃんわいぃ〜三毛猫を思い出します。顔が小さくて逆三角形で黒目が大きい。

3公演入って全て後方ブロックにいたので足元まで見えなかったんですけど、包帯ぐるぐる巻き状態だったのかな?早く良くなりますに…。オタクが身長2メートルないせいで無理させてしまったかもしれない。ごめん。

 

たちゅる

初日金髪で現れた時の会場の悲鳴がやばかった。客降りで間近で見れたけど本っっっっっっっっっっ当に顔がちいせぇ。米粒。あれは勝てない。(張り合うな)色は白すぎて発光してるし、オノマトペで表現すると「ピカーッ!」じゃなくて「ペカーッ!」なんですよね。羨ましい、そのパーツ全部欲しい。

多分これ松竹座の時に書きそびれてるんですけど、以前友達と「すぺに似合う衣装は何だ?」という議題で話したことがあって、私はなにわちゃんのダイスマのようなキラキラ王子様衣装が見たいって話をしたんですけど、ちょっと夢叶えてくれて嬉しいです。

たちゅるには自分で建国した帝国でずっと王として君臨していてほしい。31夜と1昼?に「『エリザベート』でルドルフを演じたいです!」と言ってて「よく言った!!!!」と思いました。絶対観に行くから早くお目にかかりたい。

『Where My Heart Belongs』で舞い踊る姿は見ていてこちらも楽しい!たちゅのバレエを見ると数ある選択肢の中からジャニーズを選んだこと、バレエを踊れていること、全てのことへの感謝が詰め込まれているようでこちらまで多幸感でいっぱいになります。1つ前の記事で「すぺを見ていると世の中無駄なことなんてひとつもないんじゃないかと思える」的なことを書いたんですけど、たちゅは特に「何でもなれる!何でもできる」って思わせる力が一番強い気がする。たちゅってピーターパンなのかもしれない。プリキュア的な「何でもなれる、何でもできる」も間違ってないけど、「You Can Fly!You Can Fly!You Can Fly!」のが近い。だからたちゅを見てると自分だってなんでもできるんじゃないかって気になれるのかもしれない。すげ~。存在がディズニー。あと、たちゅだけは例えどんなに後ろの席でオペグラを覗いていても目があう感覚がするんですけど一体どんな技を使っているのか。でも彼のことなので小細工を使わず、自分のことを見ているであろうオタクのことを全員ロックオンしているだけな気もする。それもすごいけど。

 

浩大さん

今回リア恋枠として色んな人に見つかっていたような気がしてひとりニタニタしています。浩大担は勿論のこと、れんたつわだのオタク、さらには付き添いやVIPに招待されて入った他Gのオタクまで虜にしてた。『桜蘭高校ホスト部』でモリ先輩のことをお慕いしている人が一番"ガチ"みたいなそれを感じました。一夫多妻制ジャニーズJr.。和田くんとは別ベクトルでタチが悪い。いや~~~まいったネ。リア恋枠なのに良い塩梅で変な人ムーブするので本当に面白いです。物静かそうな顔してサラっと面白いこと言う人が大好きなのでツボでしかない。『まるでお芋』って肉まん的なものが食べたかったのにマルボロ出されたり、PEACH!でマリウスの衣装着た蓮音ちゃんに間髪入れず「着れたんだ」ってつっこんだり…。

31昼かな。下手の柵に張り付いていたので『まいったネ今夜』で浩大さんがすっぽり隠れて見えなくなってしまったんですけど、ふと上手に目を向けてみたら壁に浩大さんの影が映っていて良い感じになってました。リアル初代ジャニーズじゃん!影でもかっこいい、さすが。

『two』は音圧で圧死するかと思った。2月に観に行ったミュージカルでキャスト全員歌が上手すぎて「分厚くてデカいブロックの塊が向こうから迫ってくる」感覚に近かったんですけど、スプパラ東京の浩大さんの声量がそれに近くなってた。本人も喉のコンディションよかったと言ってましたね。あと日本橋三井ホールの音響が意外とよかったです。(今ここで言う?)

松竹座で発声練習の回に入っていなかったので、31夜に発声練習してくれて嬉しかった!「じゃあ…発声練習いきますか!」って言われた時素で喜んじゃったし、ゆとり世代なのでちゃんと褒めてもらえて嬉しかったです。すぺもVIPも褒めて伸ばそう!なタイプなので教育理念がゆとり世代に合ってる。ありがたい。

近頃声出し云々で色々あったけど、3年も「声を出すな」と言われていたオタクにとっていきなり声出しは結構難しいので、発声練習はかなり効果的だなと思いました。最終的には発声練習しなくても田村ゆかりの王国民*2みたいになれたらいいな。

あと今回もチャック全開でやらかしたそうなので、いつかSpeciaLがMステ初単独出演とかする時も全開にしそうで今から怖いです。浩大担ってやっぱ(?)「チャック大丈夫?」のうちわ作ってるのかな、気になる。

 

和田くん

「サラっと書くぞ!」と書き出してここまで早3000字超え…。松竹座の時に「和田優希伝説書いてもいい?」とかここで聞いてたんですけど、寝かしすぎて何を言いたかったのか分からなくなりました。鉄は熱いうちに打ちましょうね。

PEACH!』でオペグラ見てたら可愛すぎてどうにかなりそうだった。PEACH、ま~じで全員可愛いのでシンプルに目が足りない。れんたつはイチャついてるし、その横で「やってんな~」って顔しながらわちゃわちゃしてるわだこだ。天国。あとはひたすら和田固定カメラしてたんですけど、可愛すぎて…あの和田くんが世界の中心だった。何がどう良かったか伝える場なのに具体的な言葉が出てこない。言語化が難しい。というか、自担を前にして冷静に言語化しろって言うほうが難しい。「可愛すぎて殺される」ってああいうことなのかも。推し武道のえりぴよみたいになった。PEACHだけに。*3(やかましい)

あとは歌舞伎終わってから太ったらしく、初日にBTNで脱がない事件が発生して周辺の和田担がみんな大騒ぎしてました。れんたつこだ担達の悲鳴の合間に聞こえる和田担の総ツッコミ。「BTNで脱がないは階段から落ちないSHOCKじゃん…イチゴのないショートケーキじゃん…。」と思っていたら、色々あって脱げなかっただけで翌日からは修正されてました。いや、修正はされてたんですけど、31昼の脱ぎ方がボタンをひとつずつゆっくり外していくタイプのやつで困惑しました。見ちゃいけない感がすごかった。いわちもそうだったんですけど、私の好きな子ってなぜかBTNで別ジャンルの色気出しがち。エロさの部門が違う。

和田優希劇場によるお喋りタイムでの黒髪or金髪論争が面白かったです。VIPって担タレなのか基本的に平和なのに、「黒髪と金髪ならどっちの俺のが好き?」という問いに対して競りかな?って勢いで「金!!!」「黒!!!!!」「いや金だから!!!!」みたいな小競り合いが起こって楽しすぎでした。なのに前髪の有無についてはほぼ満場一致で「有り」だったというオチまでついてて最高。あの時だけみんな『女の園の星』に出てくるJKみたいだった。

 

去年のジャニエクでの一人反省会を経て、「俺はもう泣きません!でも後ろを向きそうになることもきっとあります。そしたら俺の名前を呼んでね、意地でも前を向きます」って宣言してました。なんかも~~~~~~ね。そういうところだよ、みたいな。そういうところが愛おしくもありいじらしくもあり。泣いたっていいのに…いい子達すぎるよ(by:聖あげは)。私は自担のママじゃありませんけど、庇護欲が芽生えるというか。たちゅや蓮音ちゃんが人に甘えるプロなら、和田くんは甘やかしたいと思わせるプロだと思います…。この二つって似て非なるものだと思う。さすが末っ子ズと長男。

「名前を呼んでね」ってなんだよ…ブラック★ロックシューターじゃん…そんなん何度だって呼ぶよこの声が枯れるまで。(何かの歌詞?)

松竹座で上から降りてきた衣装を舞台上で着たり(これ東京で変更になってて寂しかった!)、「名前を呼んで」ってお願いしたり、やっぱり和田くんってプリキュアの素質あるのかもしれない。って思うのは私が今作のプリキュアにドハマりしているせい?

あとは『ドラマ』を歌っている最中に「みんなは星です!」って言われて相当困惑しました。確かに「光で照らされていないと見つけてもらえないなら、私達が足元でペンライトを照らすから」とは過去に言いましたが、まさか自分がお星様だと言われる日が来ると思わず……。"お客様"で"オタク"で"VIP"の我々も舞台を構成する大事な要素の一つですけど、えっ、和田語に変換すると我々って"星"なの…?オシャレすぎる。星という名の舞台装置VIP。カッ、カッコいいーーーーー!!!!!!まさか星だと思っていた相手から「みんなも星だよ!」と言われると思わず、いまだにこの意味を自分なりに模索している最中です。これからも星としての自覚を持って和田くんのことを応援していきたいと思います。

 

(以下、ほぼYOASOBIのアイドル×和田優希論なので読まなくていいです。)

今流行りの"一番星の生まれ変わり"ってやつ!?!?!?…っていうのは半ば冗談半ば本気なんですけど、和田くんって個人的にYOASOBIの『アイドル』像に反していると思う。和田くんのことを一番星の生まれ変わりだと思っている人がいたら申し訳ない。オタクの数だけ"和田優希"への解釈があるのでそれで良いと思うんですけど、なにせ彼は噓をつくのが超絶下手、だと思う。嘘をつくのが上手くて、それこそ「嘘は飛び切りの愛だ」と本気で思っているなら去年の一人反省会はそもそも生まれなかったはず。和田くんが舞台上で"アイドルになる瞬間"やら"アイドルじゃない姿"を曝け出すのは、嘘がつけない素直な性格だからなのかな〜。「努力する姿は隠して然り」、「ジャニーズなら出来て当たり前」って多くのJr.が言う中で、わざわざメソメソ1人反省会してる様を見せたのって、それらを全部嘘で覆い隠した上で舞台に立つことができない人間だからじゃないのかなって。去年の和田華奢でも「今後の逃げ道を作らない為にあえてあの場を使った」って言ってたし。

ジャニオタになるまでお恥ずかしながら「全てのアイドルは"嘘の自分(理想とするアイドル像)"を演じながらステージに立っている」と割と本気で思ってました。これ本っ当に恥ずかしい!人間不信が過ぎる!でも全員が全員そうじゃないかもしれないと思えたのは和田くんを応援してからです。和田くんはウチらがチョロすぎて心配だと言っていたけど、こちらとしても素直すぎて心配になる。こんなこと言って今後なんかあったらどうしよう!!!!まぁ別にいいか。よっぽどえげつないことバレなければ。

 

「嘘こそが愛」、それを正解とするアイドルもいると思う。でもどっちかというと、オタク自身が「あの子達は嘘をつくことが愛だから」って自分に言い聞かせて予防線張ってる側面もある気がする。予防線を張るのは楽だけど、なんだかこんな正直者を応援するならこちらも真摯に向き合わねばって思いました。スプパラ東京の和田くんを通してYOASOBIの『アイドル』についてあれこれ考えた6月でした。このとんでもないお口多動の末に生まれたはてなの最後に何を書いたらいいのかわからない、難しい。4人の初主演舞台についてはまた個別で記事を書きたいな~って思ってます。

*1:多分モーニングのまこっちゃんかも

*2:C&Rがすごい

*3:アニメのEDが『♡桃色片想い♡』のカバーだった